コロナ禍を通して少し状況は違うかもしれませんが、英国には「トイ・ライブラリー」なるものが存在しています。今回はトイ・ライブラリーについて簡単にご紹介します。
トイ・ライブラリーのある場所は?
たいていはチルドレンセンター(日本の児童館のような位置づけです)に併設されていることが多く、低料金で年間登録料を支払えば、そのライブラリーによって数個までのおもちゃや本を借りられます。
ちなみに慈善団体や私設のトイ・ライブラリーもあるので、こちらも検索しようと思った場合は、Googleマップでお住まいの近くを探すのが早そうです。
物を増やしたくないと言う理由や、おもちゃを購入前に「試したい」と言う目的で利用されるのもよいかもしれません。
ロンドンの地図で「Toy library」で検索すると、おもちゃ屋も出てきてしまいますが、検索エリアのチルドレンセンターなども出てきます。
トイ・ライブラリー情報を少しご紹介
数件のトイ・ライブラリーを見てみました(2023年3月末日付)。
私がかつて利用したチルドレンセンターに併設のところは、以前は年間5ポンドでしたが、なんとコロナ禍を過ぎて無料になっていました!
またロンドンのある私設のトイ・ライブラリーは年間30ポンド。他の都市では1個につき1週間で1ポンドという料金設定も見かけました。
破損や紛失のときの保証をどこまで利用者に負担させるのかにもよるので、年間利用料にとても開きがあるようです。
トイ・ライブラリー設立の背景についての参考サイト
最後に余談ですが、トイ・ライブラリーの背景についてより理解を深めたい方に、下記の情報をご参考までに共有しておきます。
【参考】日本の認定特定非営利活動法人おもちゃの図書館全国連絡会のサイト(トップページ)におもちゃ図書館のわかりやすい歴史が紹介されています。英国で発展したライブラリーの経緯も読むことができます。
※上記サイトへのリンクは「トップページ」とのお願いがありますので、こちらの記事に関連して、おもちゃ図書館の背景について興味のある方は、白くまのタブ『おもちゃ図書館』とは→『どんなところ』に飛んでください。