英国初等教育: 就学年齢について

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子供が就学年齢に達したら考えることも色々あるのは当然ですが、義務教育が開始になる就学年齢についてまずは知っておいて損はない、重要な点を簡単にご紹介します。

英国における就学年齢

英国では4歳になった年の9月から小学校(Primary School プライマリー・スクール)に通い始めることができます。つまり「就学した年から次の9月までに5歳になる」ことが条件です。

寺子屋UK
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Primary Schoolの他にも、地域によってInfant SchoolやFirst Schoolと呼ぶところも

ここで特記しておきたいこと。それは4歳で入学可能年齢には達しているけれども、義務教育の年齢には達していないと言う点です。

『入学可能年齢≠義務教育これを理解するのに、私は相当時間がかかってしまい、色々と苦労しました。

このポイントは特に転勤が多いご家族や日本から駐在としていらっしゃる方には重要な点であることは間違いありません。

実際、私も偶然にも引っ越しと子供の小学校応募へのタイミングが重なってしまったため、まさかの9月入学に間に合わず、非常にやきもきした経験があります。

<<英国の義務教育などの年齢対応表はこちら>>

英国における校区

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英国では小学校に校区の概念はきちんとありますが、こちらについても少し現状はややこしくなりますので後日改めて別記事でご紹介します。

ただここでお伝えしたいのは、お子さんがいるご家庭は、ある程度、事前に子供の就学時期などを意識していないと、希望する学校に入れない場合や、最悪「希望する学校が近くにない!」と言う状況にも陥る可能性があると言うことです。

例えば駐在などで英国に子連れでいらっしゃるご家族の場合、家探しの時点で学校を意識しておくことが重要なのです!

「引っ越し」は計画的に!

校区に関連して「引っ越し」の話もいずれ詳しくご紹介したいところですが、日本から駐在などでいらっしゃるご家庭の方に向けて、就学年齢に絡めて少しだけ「引っ越し」の重要性についてお話します。

結論から言うと、学期途中に引っ越しする場合(家探しからスタート)や、家がすでに見つけてあっても校区の希望していた学校が定員オーバーの場合は、お子さんはWaiting List(空き待ちリスト)に入れられる可能性が大です。

つまり…空き待ちリストに入っている間、子供が5歳になってしまったら「義務教育年齢」のため、近くの学校の空きを待ちながら、家から遠くでも空きがある学校に通う期間が出てくる事態が考えられるのです!

前述の状況があり得るので、就学年齢の子供がいるご家族には「引っ越し」に際しては“最悪の場合”までを検討した引っ越し計画がおすすめです(最悪の場合:例:バスで数回乗り継ぎが必要な遠い学校、など)。

英国・現地の夫婦は何を考えるか…

英国では子供が生まれた時点で、親がすでに「良い学校」に眼をつけ、そのエリアに引っ越しをすると言うことは全く珍しいことではありません。それほどまでに、子供の教育を気を配っている親にとっては、希望する学校に入れるかどうかは重要な問題なのです。この教育にまつわる「引っ越し」は英国に住む家族には耳に入れておいていただきたい情報です。

<<後日予定:英国教育:雑談:知って損なし:引っ越し編>>

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